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会場の安芸区民文化センターは、自分が若い頃、メサイヤなどのオケ伴でソロを歌わせていただいた、思い出の会場。しかもそこで共演したソリストの方が2名も講評者にいらっしゃるという。さらに作曲の上田真樹さんも。

しかし、会場の響きにも助けられて、今できる最高に近い演奏ができたように思います。聴いていただいた、自分が学生時代からお世話になっている広島県の合唱界の重鎮ともいえる方から、「『この海を』いい曲だね。女性版ってないの。」って声をかけていただき、曲の良さが伝わったのだなあと嬉しかったです。

講評でも、自然な音楽の流れや緻密な音楽作りが歌い手一人一人共有できているなどのお褒めの言葉をたくさんいただきました。もちろん、バランスのことや子音の表現、そして前述した共演者からは、身体の使い方への意識について、具体的なアドバイスもいただきました。（共演していた時も、横で聴いてくださって、いつも貴重なワンポイントアドバイスをいただいていました。)

何より、上田真樹さんから、「やっぱり呉混の演奏が好き。」と言っていただけたのが幸せでした。

困難な中開催していただいた、広島県合唱連盟のフェスティバル部を中心とした皆様、本当にありがとうございました。

呉混声は、明日から来年の演奏会に向けて、新たなスタートです。寺嶋陸也作曲の「星の美しい村」から数曲取り上げて演奏します。

一緒に歌ってくださる方、全パート絶賛大募集中です。

とりわけ、低い声の男の人、お待ちしています。